売りに出してる家が売れない。どうすればうまく売れますか?売却価格を下げたほうがいいでしょうか?
持ち家の売却を決めていざ売りに出したけれどなかなか買い手がつかない。
その間にも物件の価値はどんどん下がっていく一方で強い焦りを感じる。
こんなオーナーさんが結構いると思います。
売るかどうかを決めるまでに多大な時間と決断力を要したのに、いざ売るとなったら今度は売れない。
こんな時に取るべき方法にはどんなものがあるでしょうか。
値下げを検討することも一つの方法ですが売れ残りの原因を見誤っていると効果的でない場合もあるので注意が必要です。
売却価格を下げた方が良い場合とは
外観や内装に問題が無く、事故物件など心理的な瑕疵もないのに売れないという場合は、表示している希望の売却価格と近隣の類似物件と比較して実勢価格との間に差があることがほとんどです。
売り主からすれば愛着のある自己物件をできるだけ高く売りたいのは当然の心理として、さらには買い手の立場に立った感覚が持てない方もいらっしゃいます。
例えば「近くにスーパーがあるから生活に便利。高く売れるはずだ」とか「公園が近くに合って環境が良いからこれくらい上乗せしても良いだろう」とか理由をつけて少し高めの値段設定をするパターンです。
確かに近所にスーパーがある、公園があるなどは場合によってはメリットになる買い手もいるでしょうが、「もっと安いスーパーでしか買い物をしないし、車でそこまで行くから使わない」とか、「公園は虫や不審者が出るから嫌だ」という人もいます。
売り手の見方が買い手とズレているといつまでたっても売れないわけです。
こういう場合は仲介業者と相談してもう一度値段設定を考えるべきです。
長期間買い手が見つからなければ、仲介業者を変えることも
同じように内装・外観に問題が無く、値段設定も妥当と思われるのに買い手がなかなか見つからないという場合は仲介業者を変えてみるのも一つの手です。
仲介業者は意外と多くの事業者数があり、得意分野も様々です。
これまでの事情を正直に話して、「特に問題がなさそうなのに売れない」という事情を相談してください。
そしてその回答として、的確に問題点を指摘して納得のいく解決策を提示してくれる業者に仲介を依頼することで意外に早く解決する事例も多いです。
その際、しっかり話を聞いてくれて積極的に動いてくれそうな担当者かどうかも見極めて下さい。
担当者との相性は重要です。「ちょっと心配だな」という担当にあたった場合はその直感は結構当たります。
担当を変えてくれるようにお願いするか、別の業者を当たってみましょう。
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