遺品を整理したいのですが、業者に頼むと費用はどれくらいかかりますか?親から家を相続しました。
各人には各人の生活があり、その終末の迎え方も様々です。
最後は老人ホームなどの福祉施設の世話になりながら亡くなる人もいれば、自宅で最後まで生活を送る人もいます。
このうち遺品整理で問題になるのは特に自宅で過ごされた家族が亡くなった場合に多いようです。
それは生活の本拠が自宅であるために、その子供からすれば家そのものや両親の思い出が詰まった空間であり、なかなか遺品の整理が進まないということもあります。
しかし、もっと大変なのは最後は自宅で迎えたものの、死亡までの間に認知症等で十分な生活力が無くなり、部屋は荒れ放題で、中には汚物などが散乱しているようなケースです。
こういった個別の事情で業者を頼む際の費用はかなり変わってきます。
業者にもよるでしょうが、基本的に費用の計算は間取りの広さで計算されることが多いようです。
それでは一般的な遺品整理の大まかな目安を見てみましょう。
一般的な遺品整理の費用は
1Kタイプは19800円~。
1DKは40000円~。
1LDKは80000円~
2DKは120000円~
2LDKは140000円~
3DKは160000円~
3LDKは200000円~
となります。
これが基本料金で、オプションで「供養サービス」や「臭い消し」、「害虫の駆除」などが入れば5000円から数万円の費用がかかります。
特殊清掃の場合は
冒頭で述べたように個別のケースでは単なる遺品整理だけではなくて、汚物や血痕などの処理が必要になるものもあります。
こういった場合には一般の業者では対応が難しいので、「特殊清掃」と呼ばれる事業を行う業者に依頼することになります。
これらの業者のほとんどは、人の死に立ち会う仕事の為、清掃から遺品整理、供養や建物の補修まで幅広く対応しています。
ケースによっては特殊清掃を施さなければ遺品整理もできない状況もあります。
特殊清掃の場合はパック料金で対応する業者が多くあり、大体10万円~30万円の料金になっています
リサイクル業者を使うと遺品が売れることも
遺品の中には売れる物もあります。
これを廃棄してしまうのは勿体ないので手間と時間はかかりますが売却処分することも可能です。
家の中全体の遺品の査定など大口であれば、電話で依頼すれば業者がトラックでやってきて買取できる物を選別して査定してくれます。
提示額に納得すればその場で現金化できるので便利です。
前述の遺品整理業者の中にも買取査定ができる業者もありますので、その場合は手間が省けますね。
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